建築確認申請書の作成に欠かせないツールとして、多くの設計者に利用されている「確認申請プログラム(通称:申プロ)」。
当事務所では、令和7年法改正に伴い電子申請の採用を決定し、その際、オフライン作業と電子申請の両立が可能な「申プロ」を導入しました。
以前は、CADソフトに標準搭載されている確認申請書作成メニューを利用していました。操作性は良好でしたが、最大の問題は「バージョンアップが非常に遅い」こと。
その結果、申請様式の変更に気づかず旧版で提出してしまい、役所から何度も修正を求められた経験があります。
もはや、そんな無駄な手戻りをしている余裕はありません。
「申プロ」は法改正や様式変更にリアルタイムで対応してくれるため、常に最新の様式で申請できる安心感があります。
入力画面に少々クセはありますが、一度慣れればむしろ信頼できるツールです。
2025年3月末にリリースされたVer1.1.123は、令和7年4月施行の申請様式改正に対応しています。
改正直後の混乱を防ぐには、こうした迅速な対応が本当に助かります。
申プロを起動すると自動的にアップデート通知が表示され、ICBA会員用IDとパスワードでダウンロードが可能です。
「MYページ」で確認できますが、意外と忘れやすいので事前確認をおすすめします。
宮城県建築住宅センター様では、申プロを無償で提供されています。
利用には、以下の2点が必要です:
詳しくは下記リンクをご覧ください:
👉 宮城県建築住宅センター「みやすまポイント」案内ページ
通常はICBAの有料情報会員登録が必要ですが、上記を通して申請すれば無償提供が受けられます。
申プロは、様式改正に迅速対応する設計業務の強力な相棒です。
Ver1.1.123では、令和7年4月の制度改正にも万全に対応。今後も安心して活用できるツールと実感しています。
▼ 詳細やダウンロードはこちら(ICBA公式)
https://www.icba.or.jp/shinpro/