近年、医療機関でも「マイナ保険証」を見かけることが増えてきました。
しかし、「マイナカード(マイナンバーカード)と何が違うの?」「スマホでも使えるの?」という疑問を持つ方も多いと思います。
この記事では、両者の違いと、スマートフォンでマイナ保険証を使うための設定方法をまとめます。
まず最初に押さえておきたいのは、
という点です。
プラスチック製のICカード
顔写真付きの本人確認書類
行政手続き、コンビニ証明書、オンライン申請などに利用
カード自体に番号・氏名などが記載されている
マイナカードを「健康保険証として使えるように登録した」状態
医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダーで利用できる
利用には事前登録が必要
つまり、
マイナカード=入れ物(カード)
マイナ保険証=入れ物に追加した保険証機能
という関係です。
できます。
使えるようにするには、スマホに「マイナポータルアプリ」を入れて登録を行います。
NFC(タッチ決済などのかざす機能)があるスマートフォン
マイナンバーカードを所持している
マイナポータルアプリをインストールしてある
医療機関側も「スマホのマイナ保険証対応」である必要があります。
App Store または Google Play で「マイナポータル」と検索してダウンロード。
利用者証明用パスワード(4桁)を入力
マイナカードをスマホのNFCリーダーにかざして読み取り
アプリ内の「登録状況の確認」 →「健康保険証」を選択
「マイナンバーカードを健康保険証として登録」にチェック
登録する
これでスマートフォンでもマイナ保険証として利用できるようになります。
顔認証付きカードリーダーで「スマートフォンを利用」を選択
暗証番号(4桁)を入力
スマホをリーダーにかざして認証
※医療機関がスマホ対応かどうか、事前に確認しておくと安心です。
マイナカードとマイナ保険証は別物
マイナカードに“健康保険証の機能”を登録したものがマイナ保険証
スマートフォンでも利用できる(アプリと登録が必要)
医療機関側がスマホ対応であるか確認しておくとスムーズ
医療機関の受付が混雑する場面も増える中、スマートフォンで利用できるマイナ保険証は便利な選択肢になります。
これからマイナ保険証を使ってみようという方は、ぜひ参考にしてください。