草取りのコツまとめ|家庭菜園を疲れず続ける朝の習慣
建築士がひまな朝に取り組む、草取りしかできない畑仕事。
この記事では、疲れずに続けられる草取りのやり方、雑草の種類と見分け方、作業後の朝食ルーティンなどをまとめています。家庭菜園初心者でも役立つ内容です。
朝にしかできない草取り|河原の畑から
自営業の建築設計業がひまなとき、私は朝イチで堤防を越えた先の畑へ向かいます。
暑い夏の作業は朝だけが勝負。畑の草取りを終えてからの朝ごはんが何よりのご褒美です。
草取りが疲れる人へ:3つの基本戦略
① ベストな時間帯は朝7時まで
日の出から2時間以内が勝負。熱中症を防ぎながら、集中力も持続します。
② 腰を壊さない姿勢:スクワットスタイル
中腰ではなく「膝をしっかり曲げる」のがポイント。腰への負担が激減します。
③ 道具を味方にする
- 立ち鎌:表層の草をサクサク処理
- 薄刃ホー:条間を引いて一気に除草
- ニーリングパッド:膝も畝も守る必需品
草取りの手順とコツ:4ステップ
- 目立つ草から抜く:視界がクリアになるとやる気も続く
- 株元5cmクリア:全面除草より時短&実用的
- 草マルチの活用:抜いた草を再利用しよう
- “抜かない草”を決める:地被植物は逆に味方
家庭菜園の雑草図鑑|抜くべき草 vs 残す草
雑草名 |
特徴 |
除草理由 |
優先度 |
オヒシバ/メヒシバ |
地面に密着、広がる |
畝間を占拠、繁殖力大 |
★★★ |
スベリヒユ |
赤い茎、肉厚葉 |
放置すると地面を覆う |
★★★ |
セイタカアワダチソウ |
1m超、群生化 |
地下茎+花粉症リスク |
★★★ |
残してもよい“味方草”
- シロツメクサ:天然マルチに最適
- カタバミ:乾燥防止に有効
- カラスノエンドウ:春限定の緑肥
作業後の朝食ルーティン|疲労回復&時短
- 水分+塩分:麦茶+塩 or 経口補水液100ml
- たんぱく質:プロテイン+牛乳
- 炭水化物:梅干しおにぎり or トースト+はちみつ
- ビタミン補給:キウイ・ミニトマト
朝の30分以内にエネルギー補給しておくと、デスクワークにも集中しやすくなります。
まとめ:草取りは“畑でやるヨガ”
- 時間管理:朝だけに集中すればラクになる
- 道具と姿勢:体を壊さず続けられる秘訣
- 雑草の見極め:敵と味方を分けるだけで作業効率が倍増
草取りは単なる雑務ではなく、自然と呼吸を合わせる静かなルーティンです。畑と身体、どちらも整える「畑ヨガ」としての時間、大切にしてみませんか?