かつてアメ車に憧れ、2台も乗ったことがあります。燃費? 雨漏り? パワーウィンドウ? まあ、いろいろありました。
でも今、仕事と日常を共にするのは、トヨタ・ヴィッツ。派手さはなくても、こんなに“ちょうどいい”車があったとは。
トランプさん、日本人がアメ車を買わないって? 私は買いましたよ。でも、今の私はヴィッツが好きなんです。
※画像は参考です
エピソード:1年もたず自爆。廃車(涙)
エピソード:「夢メッセ宮城」で衝動買い(笑)
エピソード:「大きな車」「かっこいい車」に乗りたいと願っていたとき、古川の輸入車屋で一目惚れ。車体はキズだらけ、雨漏り、内装もボロボロ。でも店長にボンネットを開けてもらったとき、これだ!と思った。”マッドマックス”みたいな車だった。
エピソード:「せっかくトランザム乗るならキャブレターのやつ」と思い、この1台を購入。昔式のパワステはスピードを出すほど軽くなる。なにより最高だったのは“音”。野獣のようなエンジン音。しかしオーバーヒートを機に維持が難しくなり、泣く泣く手放すことに。
エピソード:公道でエンジンが止まったのが1回、パワーウィンドウのガラスが落ちたのが3回。でもエンジン音はさすがドイツ車、渋かった。駐車場の隣が整備工場だったので、壊れても即修理できて助かった。
エピソード:現場、役所、キャンプ場、登山口――どこでも行ける相棒。初めから付いていたシートがまるでレカロ。ハンドルは高級感があり、カギはプッシュボタン式。エンジンは絶対止まらないし、パワーウィンドウも落ちない、もちろん雨漏りもしない。室内と天井が広く、4ドアなのでお客さんも安心。これは“愛車”ではなく、“仕事用の最強車両”。
私にとってヴィッツは、これまで乗ってきた車の中で一番「いい車」です。心底そう思っています。
79年式トランザムの後に足代わりで乗った軽はとんでもないボロで、昔のマーチも柔らかすぎるシートでお尻と背中が痛くなった。でも今のヴィッツは、背中にビタッとフィットするシートが快適。適度に硬くて、長時間運転しても疲れない。
トランプ大統領は「日本人は我々のすばらしい車を買わない」と言っているけれど、私は27歳のときにアメ車を買いました。その次の車もアメ車です。
「アメ車を買わない日本人」に含まれてない私が言うのもなんですが――
今の私にはヴィッツがちょうどいい。
トランプさん、関税はご自由に。でもこの小さな日本車、なかなかやりますよ?